スラックラインは「綱渡り」を安全にした遊び
細いロープの上を歩く「綱渡り」。エキサイティングな遊びを安全に楽しめるようにする道具が「スラックライン」です。
キャンプやバーベキューの時に、テントやコンロと同じようにスラックラインを準備しましょう。
大人も子供も、女性も男性も。「面白そう」って言って集まってくる人たちも。みんなでチャレンジすれば大いに盛り上がっていい写真がたくさん撮れるはず。
もし屋外でのイベントを企画されているのなら、スラックラインはイベントの景気づけに役立ちますよ。
あるいはお弁当を持って近所の公園に出かけましょう。お子さんと一緒に楽しめば、きっと親子の絆も深まります。

スラックラインは子供にとっての最高の遊び
外での「遊び」はもちろん、とんだり跳ねたりすることがない子供たち。「綱渡り」なんて経験のある子供はどれくらいいるのでしょうか?
全身を使ってバランスを取り、幅5cmのラインの上を歩く。子供が夢中になる姿を容易に想像できませんか?
遊ぶと同時に、究極のバランストレーニングにもなります。意識しなくても体幹・インナーマッスルががっつり鍛えられます。

スラックラインは大人も熱中できるスポーツ
スラックラインは子供向けの遊び道具だけではありません。大人のスポーツ競技としてワールドカップまであります。(2017年は長野県小布施町で開催されました)
ただ綱を渡るだけでなく、トランポリンのように跳ねたり、技を出して競います。

出典:2017 Slackline World Cup Japan
スラックラインの設置方法・使い方
スラックラインは「メインライン」「ガイドライン」「ツリーカバー」「ラチェットカバー」のセットです。どのように設置するのか、順に見てみましょう。

スラックラインは2本の木の間にラインを張ります。まずは適当な太さの木を見つけます。あまり細いと折れてしまいます。直径30cmあれば安心です。木の間隔は5mから15mまで。初めての方はまず歩けないので、5mもあれば十分です。
場所が決まったら、木を保護する「ツリーカバー」を巻きます。マジックテープで留めます。長さは約1mありますので、太い木にも取り付けできます。

ツリーカバーの上にメインラインを巻きます。

メインラインは2本あります。反対側の木にも同じようにツリーカバーとメインラインを巻きます。

メインラインをラチェットを使ってつなぎます。

ラチェットでピンと張ります。最大15mの綱渡りができます。体重制限は150kgまで。

ラチェットはむき出しの金具です。裸足でメインラインに乗られる方も多いはず。ラチェットカバーで、金具を隠します。

とりあえずはこれで完成です。
早速遊んでみましょう

しかし、スラックライン初心者の方が、すぐ歩けるようになるわけではありません。歩くだけでも非常に難しいです。この青年も歩いているように見えますが、

実は「ガイドライン(手すり)」にしがみついてます。

ほとんどの人は、ガイドラインがないと歩くどころか、立てません。

ガイドラインの補助ひも付き。ガイドラインまで手が届かないお子さんは、このような使い方もできます。
ガイドラインを高い位置につけるには、脚立が必要です。もしガイドラインを使わない場合は、補助する方に手を持ってもらいましょう。

簡単ラチェットの使い方
締め方
ライン(ベルト)を写真の位置に通します。

通して折り返します。

ロックバーを引いてロックを解除し、ハンドルを反復させます。

必要なだけ巻き取って、

ハンドルを元の位置に戻します。カチッと音がするとロック完了。しっかり締まっているか確かめてください。

緩め方
ロックバーを引きながらハンドルを180度開いて、ライン(ベルト)を引っ張り出します。以上です。

スラックラインに上手く乗るコツ
ひたすら乗ることですw
絶対守って!注意事項!
スラックライン使用中のケガなど、当店では一切の責任を負えません。自己責任でお願いします。
安全に楽しむには、以下の全ての注意事項を守ってください。

スラックライン 初心者向けフルセット
メインライン(15m)x1、ガイドライン(15m)x1、ツリーカバーx2、ラチェットカバーx1。初めてスラックラインを楽しまれる方に必要なセット。一式全てを収納できるキャリーバッグ付き。
4,600円です。

バランスつながりで・・・こちらのバランスボードPROもおすすめです。
