センターバックがフリーになれ! ジュニア8人制の場合のビルドアップ

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8人制でのビルドアップの方法を紹介します。
センターバッグがフリーになってボールを保持することで、非常に有利な状況で攻撃の起点となることができます。

 

*実録です。
Tiki-Takaスタイルを志向するコーチが、実在するチームのU12の選手にどのように説明しているか、教えていただきました。チームはごく普通のクラブチームで、この学年は「たまに見栄えはいいサッカーをするが、弱い」とのことです。

 

基本は1-2-4-1

 

1-2-4-1の並びを基本とします。
便宜上、相手チームも1-2-4-1として説明します。

 

8人制のポジションについて、どういう名称が一般的か分かりませんので、このチームでの呼び方を採用。
センターバック、ミッドフィルダー、両サイド、トップ、GKとなります。

 

30-1

 

 

GK、ディフェンスラインからビルドアップを志向するので、頻繁にこういう状況なります。

 

この局面のように1-2-1プラス1の形を作ることが理想的。
プラス1(ここでは左CB)は、ボール保持者の斜め後ろに絶対安全なパスコースを作ります。

 

 

30-2

 

軽めのプレスを受けた右CBが左CBにパス(1)。
全体をスライドさせます。

 

【左CBの注意点】

  • 右CBとの距離が近いと、相手のプレスを早く受ける
  • 右CBとの距離が遠いと、パスミス、トラップミスの可能性が高まる

 

【GKの注意点】

  • 左CBがボールを受けた時点で、GKが「プラス1」のポジション(絶対安全な斜め後ろ)を取る

 

30-4

 

左CBは前方を見ながらボールを少し前に運んで、

 

30-5

 

相手ディフェンスの三角形の中にポジションを取る右MFに縦パス(2)。右MFから右CBにパス(3)。

 

【右MFの注意点】

  • 立ち止まってボールを受けるのではなく、三角形の真ん中に入ってきて受けるイメージ。
  • ボールを受ける前に、三角形から出る(逃げる)ルートを確認しておく。
  • 右CBへのパスをダイレクトにするとそれだけ不確実になるため、一度止めてから確実につなぐことを意識する(技術レベルが高ければ、この場面ではダイレクト推奨)

 

30-6

 

これで右CBがフリーに。
実際のピッチでは、下図で受ける印象より「フリー」になれます。

 

 

30-7

相手が強めのプレスをかけてくる場合

 

同じ状況から始めて、別のパターンも紹介します。

 

 

30-8

 

右CBから左CBへパス(1)。全体をスライド。
先程上手くつながれたので、今度は相手トップがセンターバックに強めにプレスをかけてきました。

 

 

30-9

 

パスを受けた左CBは左サイドにパス(2)。
相手トップは引き続きボールを追います。

 

30-10

 

トップの頑張りによって、ハマったようにも見えますが、

 

 

30-11

 

左サイドは大きなギャップに顔を出した右CBにパス(3)。

 

【左CBの注意点】

  • 左CBは斜め後ろのポジションを取ります。
  • ただ、このポジションはギャップを広げるための「おとり」です。他に選択肢があれば、ここにパスを出すのはいい判断とは言えません。
  • 仕方なくこの左CBにパスした場合、左CBは大きく蹴り出した方が無難でしょう。

 

30-12

 

 

右CBは再びフリーに。

 

 

30-13

 

次回はフリーになったCBからの攻撃方法を紹介します。

(更新日):2018年06月07日 (作成日):2016年03月08日
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