防災テントは必要?避難所運営・備蓄に役立つワンタッチテントの選び方
「防災テント」と一口に言っても、用途は大きく2つに分かれます。ひとつは個人・家族が避難所などでプライバシーを確保するための就寝・目隠し用テント、もうひとつは自治体・自主防災組織・企業などが、避難所運営や災害時の活動拠点として使う大型テントです。 当店(Fungoal)が扱うのは後者、設営が速い大型のワンタッチテント(タープ型)です。受付・救護・給水・物資配布といった屋外の防災拠点を、短時間で立ち上げられます。 この記事では、主に団体・自治体の防災備蓄に役立つテントの選び方や、設営の注意点を解説します。いざという時のために、日頃から備えておきましょう。 防災で役立つテントは「2つのタイプ」 防災用のテントは、目的によって向いている種類が異なります。まずは違いを押さえておきましょう。 個人・家族向け:就寝・プライバシー用テント 避難所での着替えや授乳、車中泊の代わりなど、個人のプライバシー確保に使うドーム型・フルクローズ型のテントです。中で寝ることを前提とした構造で、人数に合わせたサイズを選びます。(※当店では就寝用テントは取り扱っておりません。) 団体・自治体向け:避難所運営・拠点用テント(ワンタッチ・タープ型) 受付・本部・救護・給水・物資配布など、屋外に活動拠点を素早く設けるための大型テントです。当店のワンタッチテントはこのタイプで、自治体や自主防災組織の備蓄、防災訓練、災害ボランティアの拠点などに適しています。 自治体・団体の防災にワンタッチテントが選ばれる4つの理由 ① 災害時でも数分で設営できる 災害が起こった直後はやるべきことが多く、テント設営に時間をかけられません。ワンタッチテントは傘のようにフレームを広げるだけで設営でき、大型の6×3mサイズでも数人で短時間に立ち上げられます。専門知識がなくても扱えるのが大きな利点です。 ② 受付・救護・給水・物資配布の「拠点」になる 避難所の屋外に拠点を設けることで、受付・本部・救護・給水・物資配布などの運営がスムーズになります。横幕で囲えば、雨風や視線をさえぎる救護・更衣スペースとしても活用できます。 ③ 大型で多人数の活動に対応できる 拠点の規模に合わせてサイズを選べます。6×3mの大型は多人数の活動拠点に、3×3mや2×2mは受付や小規模な拠点に向いています。暑さ・雨をしのぐ日陰をつくれるため、避難者が屋外で体を動かせるスペースにもなり、熱中症やエコノミークラス症候群の予防にも役立ちます(参考:一般社団法人 日本循環器学会「避難所でご注意いただきたいこと」)。 ④ 名入れ・風雨対策で「備蓄品」として運用しやすい 名入れで自治体名・団体名を入れておけば、備蓄品としての管理や所属の表示がしやすくなります。さらにテント重り(ウエイト)や横幕を備えておけば、急な風雨にも対応でき、安全に運営できます。 防災備蓄用テントの選び方 団体・自治体が防災用テントを選ぶときの、重要なポイントを解説します。 設営が簡単なワンタッチタイプ 災害時はアウトドアに不慣れな人が設営することも多いため、フレームを広げるだけで立ち上がるワンタッチタイプが安心です。組み立てに部品の取り付けが必要なパイプテントは、設営に時間と人手がかかります。 拠点規模に合ったサイズ 受付や見張りなど小規模なら2×2m・3×3m、救護・給水・物資配布などの拠点には6×3mの大型が向いています。複数台を並べて運用するのも効果的です。 屋外で使える耐候性(防水・UV・風対策) 屋外で長時間使うため、天幕の防水・UVカット加工は必須です。当店の天幕は500デニールの生地に防水・UVカット加工を施しています。横幕で雨風をさえぎり、テント重りで転倒を防ぎましょう。※天幕は防炎加工を施していますが、日本国内の防炎マーク(ラベル)は取得していないため、屋外でのご使用を想定しています。 名入れで備蓄管理しやすいか 同じようなテントが並ぶと、どれが自団体のものか分からなくなりがちです。自治体名・団体名を名入れしておくと、備蓄管理や設営時の識別がスムーズになります。 長期備蓄に向く「補修部品」の入手性 防災用は長期保管が前提です。万一フレームが破損しても補修部品を1本から購入できるテントなら、買い替えずに長く使い続けられます。 防災拠点テント設営の注意点 災害時は気が動転して落ち着いて設営できないこともあります。あらかじめ注意点を把握しておきましょう。 事前に設営場所・可否を確認する 避難所の敷地でテントを設営できるか、どこに設置できるかを、平常時に各避難所や自治体に確認しておきましょう。防災訓練で一度設営しておくと安心です。 設営場所は水はけのよい場所を選ぶ テントは基本的に悪天候に強くありません。浸水の恐れがある低い場所は避け、水はけのよい場所を選びます。梅雨や台風の時期は特に注意が必要です。 出入口は風下に向ける 出入口を風上に向けると、風がテント内に入り込み、倒壊や飛散の恐れがあります。出入口は風下に向け、設営・撤去は風上から行いましょう。 重り・張り綱で固定する テントの破損原因の多くは「風」です。テント重りや張り綱で必ず固定してください。夜間は張り綱が見えにくく転倒の原因になるため、目印を付けておくと安全です。強風が予想される場合は、無理せずテントをたたみましょう。 災害時に役立つグッズ テントとあわせて備えておくと安心なグッズを紹介します。 ランタン(停電時の明かり) マットや段ボール(地面からの冷え対策) モバイルバッテリー 使い捨てカイロ・ラップなどの日用品 テント重り・横幕(風雨対策) これらは日頃から備えておき、テントと一緒に保管しておくと、いざという時にすぐ使えます。 まとめ:防災用テントは「自治体・団体の備蓄」に役立つ 災害時の避難所運営や、救護・給水・物資配布といった活動拠点づくりに、設営が速い大型のワンタッチテントは大きな力になります。設営の手軽さ・サイズ・耐候性・名入れ・補修部品の入手性を基準に、長く使えるテントを選びましょう。 Fungoalでは、大型のワンタッチテント(6×3m)をはじめ、名入れ・重り・横幕など、防災拠点づくりに必要なアイテムを取り揃えています。自治体・自主防災組織・企業の備蓄として、ぜひご検討ください。 Fungoalのテント一覧はこちら >>
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