ディフェンスの基本 マンツーマン併用型 ジュニア8人制の場合

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実在するジュニアチームのディフェンスについて紹介します。
王道のゾーンディフェンスではなく、「ボールより前をマンツーマン」という方法ですので賛否が分かれるかもしれません。

 

こちらの8人制の場合のビルドアップ編もご覧ください。

 

 

1-2-4-1を採用した場合で考えます。

 

30-1

最終ラインで数的優位「1」を作る

相手がワントップの場合

CBの二人で相手のワントップに対応します。

32-1

相手がツートップの場合

CBの二人に加え、MFの一人が下がり目のポジションを取って数的優位を確保します。

32-2

ビルドアップに対するディフェンス

相手がディフェンスラインからビルドアップを試みる場合、まずトップがプレスにいきます。

 

32-3

ボールより後ろと逆サイド以外をマンツーマンでマーク

 

この時、最終ラインでは数的優位「1」を確保したまま、ボールより前の相手に対してマンツーマンになるようポジションを取ります。
「ボールより後ろ」と「逆サイド」の相手はとりあえずフリーにしておきます。

 

32-4

 

トップの役割と注意点

 

  • トップのディフェンスはボールを奪うことではなく、方向を限定することが目的

 

今の場合、GKからパスを受けたCBがGKにパスを返せないようにします。

トップがこのようにプレスにいってしまうと、CBからGK、CBからCBへ簡単につながれて(サイドを変えられて)しまいます。

 
32-6

 

 

サイドを変えられてしまうと、全体がスライドしなければならず、チームのエネルギーを消耗します。

 

 

32-5

 

 

そのため、トップは「ボールを奪う」より「サイドを変えられない」ことを優先します。

 

 

32-7

 

 

サイドを限定することで、黄色のスペースを徐々に狭くしてボールを奪うと明確に意思統一しましょう。

 

 

32-8

相手センターバックがドリブルでボールを運んだ場合

 

トップが「サイドを変えられないディフェンス」をすると、センターバックがドリブルを始め、トップは後ろから追いかける形が多くなります。

前進するセンターバックに対して、左MFが寄せ、戻ってくるトップと挟みます。

 

 

32-9

 

左MFの注意点

 

  • 自分のマークへのパスコースを切りながらプレスにいく
  • ボールを奪うことより、ドリブルする相手に縦に抜かれないことを優先する
  • トップが戻る時間を稼ぐ

 

32-10

 

相手チームのビルドアップ能力が高いと、パスコースを切られた選手は動き直してパスコースを作るはずです(1)。

 

32-11

 

この場合は右MFが自分のマークへのパスコースを切りながら、フリーになった相手にプレスにいきます(2)。
この状態になれば、高い確率でボールを奪えるはずです。

 

 

32-12

サイドを変えられてしまった場合

 

トップがこのボールを追いかけてしまっては消耗が激しいので、右MFが前に出ます。
トップは再びサイドを変えられないような(GKとCBの両方にプレスにいける)ポジションを取ります。

 

32-13

 

右MFは縦に抜かれないディフェンスをします。
同時に「ボールより前」がマンツーマンになるよう全体がスライドします。

 

「逆サイド」と「ボールより後ろ」はフリーで構いません。

32-14

 

最終ラインでは数的優位を確保したままです。
もし最終ラインで数的同数になってしまうと、1対1の状態では、裏への長いパス1本で危険な状態になってしまいます。

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